つけめん紀行 麺屋こいけ@青山

昨日に引き続き、本日もつけ麺の旅。今日は青山の「麺屋　こいけ」へお散歩。焼き鳥屋で修行した職人と、ラーメン職人のコラボとのことで、「濃厚鶏そば」となっている。

好みの豚骨魚介と比べると味はあっさりしているが、鳥という範疇では考えられないこってりスープで、味が深い。180gという麺の量も、僕にはぴったり。

電車で本を読み、つけ麺屋を満喫し、軽く散歩するのがとても楽しい。今日は青山一丁目から表参道までを歩いた。歩きながら読んだ本の内容を考えると、なお気持ちいい。

今日読んでいた本はKodakのビジネスを検証していて、それこそ会社のなかでどのような議論がなされていたのかはわからないが、約130年前に起業してあれほど大きくなった会社が、破産を申請するまでになったのは、デジタルカメラの画質をユーザが受け入れられるはずがないというのと、現像された写真を見るという習慣はかわらないであろうという、当時としては一般的な認識を、更新するシステムを持たなかったからであると締めくくっていた。

現状バイアスというのは非常に強く、本ではtripwireという言葉を使っていたが、xxxがどうなったらこれを見直すというのを決めておかないと、こういうのは発見できない。全部の出来事をというのは難しいかもしれないが、キーとなる人生や仕事のゲームプランを考えるときには、tripwireを意識するようにしたい。