12/10/2016

蘇州一日観光

All work and no play makes Jack a dull boy. ピッツバーグで学生をしているときに、たまたまコーヒーショップで隣に座ったおばさんに教えてもらった言葉。あの時はレポートに追われ、アメリカ生活を楽しむことを忘れかけていた。

ここ中国にくると、そんな言葉を度々思い出す。せっかくの休みだけど、気がかりもつきない最近。約10年前、初めて中国にきた時は、ただただ新しい出来事が楽しかっただけなのに、そうも言っていられない感じだろうか。

とはいえ、せっかくなので蘇州に遊びに行ってきた。

まずは昆山南の駅で新幹線のチケットを買う。「蘇州。一等座。」と書いた紙を出したら、あっさり買えた。プラットホームに行くためにゲートがあって、チケットを持って待つ。
一等座は超快適。あっという間で到着。

タクシーで拙政園へ。中国の古い庭園はやっぱり美しい。あれこれ見ているとあっという間に時間がすぎる。

遅めのご飯は近所のお店で。中国ががしゃべれない私にも、とても親切で価格もリーズナブル。ゆったり街の人を観察しながらご飯が食べれた。

帰りは一等座がなかなかとれず、ちょっと遅めの新幹線へ。それでも満員。定番のおばさんが勝手に人の席に座って、座席を温められている攻撃にあうが、それも中国では普通。「私の席ですよ」と、こんなときは英語で言う。外国人のほうがおばさんに退いてもらうのに気が楽だ。



12/03/2016

昆山

中国の昆山に来ている。あっという間に、2週間がすぎた。
平日の運動不足を考えて、40分の道のりを歩き日本食レストランで鰻定食を食べた後、スターバックスに来ている。快適ネットワークでいろいろ調べ物をするつもりだったが、ネットワークの速度は最悪。けっきょくテザリングで。

ここでの暮らしは、いままで行った中国の都市とくらべると、普通程度の難易度だろうか。日本食レストランもあるし、タクシーの乗車拒否もない。地下鉄がないのが不自由であるが、中国語を話せない人を大して拒絶する感じもない。街そのものが、都会と田舎の間ぐらいで、過密度が少なめなのがよいのだろう。

一方で、空気はよくない。慢性的に喉が痛い。現地の人がそうでもないところをみると、そのうち慣れるはずなのだが、2週間ぐらいではまだ拒絶反応が大きい。

そんな感じで、初めて来た都市を楽しんでいる。とくに観光地にいかなくても、その土地に住む人たちの振る舞いを見て、いろいろ考えるのは楽しいことだ。今週末は少しゆっくりできそうなので、街歩きを楽しもう。