6/18/2009

迷走

「どんな仕事をしたい」と「どういうふうに仕事をしたい」は違うと思うよ。

最近、知り合いからもらったアドバイスだ。

海外で働きたい・・・と常々思っているのだが、どんな仕事をしたいかという話をした時に、どうもロジックの掛け違いがあったようだ。明らかに彼の指摘は正しく、僕の返事はロジック的に誤りをおかしていると言える。
頭じゃわかるんだけど、なかなかこういうふうにロジカルにはなれないものだ。修行かなぁ。


常に正しいを更新しなきゃなという場面にも出くわす。友人と話していると、
「A社の自動車はいい」が信条な人と出くわす。ある時点で、神の視点で見た時にそれが正解だったという状況があったと仮定したとしても、そんなものは永遠に続くはずがない。また、せいぜい数種類のA社製品を見ただけで、A社すべてをくくるのは危険である。

「僕はこんな感じだからさ」と高らかに宣言する人がいる。きっとアンテナにかからない人をふるいにかける戦略なんだろうけど、その指向性が必ずしも最大利得じゃないと思うんだな。まぁ、僕のようにいっつも悩んでる36歳じゃ、それはそれで困るのかもしれないけど。


最近は、ますます迷いを感じる。人と比較することで、自分を相対化できた時代はよかった。ないものを補いさえすれば満足を得られる。自分が自分として満足かという問いは、けっこう難しい。

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