4/02/2018

2018年度スタート

新しい年度が始まった。
朝から新社会人・新入生のような雰囲気の人たちとすれ違って、とてもフレッシュな気持ちになることができた。私にとっても、転職して12年目のスタートとなった。

アメリカから帰ってきて、不思議と根拠もない自信にあふれていたが、異業種からの転職で、何度も価値観が塗り替えられる経験をさせてもらった。数年先はわからないという不確かを受け入れる態度を学んだが、やはり振り返ると、力をつけて置くことが、どんなときもベストプラクティスだなということに気が付いた。

いま、知や能力というのは、途端に二極化が進んでいると思う。私が学生だったころは、子供がとても多くて、得られる情報源は比較的似通っていた。ちょっと何かに詳しくなっても、googleもなければtwitterもなく、近所でちょっと詳しいぐらいのところから、出ていくすべを見つけるのがとても難しかった。

いまは確実にそういう時代ではない。興味をもてば、多くの場合、その道のプロと同じ道具を使い、同じ情報源で学ぶことができる。
その分、自分はまぁまぁいけるんじゃないかと思うまでの、ハードルは十分に上がっているともいえるはずだ。

自分より優秀な若者たちに、先輩のような顔はまったくできない。あまりそれ自身、いいとも思えない。年齢ではなくあらゆるアウトプットから学び、自分もアウトプットを出していく、それが必要なことだと。

週末に二日連続で桜の下で過ごし、ちょっとずつ考えた。春は毎年来るけど、いつもと同じ春にしないこと。何か前に向かっていくこと。2018年度のスタートを、新たな気持ちでやりたいと思う。

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