12/06/2008

渋谷が楽しく見えたとき

渋谷という街は、個人的にあまり好きな街ではなかった。人は多いし、窮屈な店が多い。居酒屋に入ると、基本的には時間を区切られる。そんなイメージの街だ。

しかし昨日、その認識を改めるようなお店に出会った。7:30に友人と待ち合わせであったが、10分ほど早くつく。店で軽くのどを潤して待っていようと中にはいると、僕が大好きな雰囲気。カウンターしかなく、十分に厚いテーブルがL字型に。スペースも広く、穏やかな照明がなされている。10名程度のキャパに2人のお店の人というのは、目の行き届く範囲で心地よい。

クリーミーな泡立ちのビールをいただいていると、友人も到着。メニューも最高だ。素材が書いてあるだけで、調理方法はお店の人と相談をしながら。お酒もとくにメニューがあるわけじゃないので、自分の好みでお願いすればよい。美しい器と盛りつけを楽しみながら、これまた素敵なグラスで頂く飲み物は最高だ。

太刀魚のあぶりにお刺身、アワビ、子羊・・・。どれも大変おいしゅうございました。

周りのお客さんもとてもよい。穏やかに話をしている人が多く、過剰にタバコをプカプカという人もいないし、うるさく携帯がなる人もいない。名前で呼ばれているお客さんが多くて、常連さんのようだ。しかし、接客はフレンドリーでありながら、距離をよく考えた対応で、心地よさがある。

久しぶりに文句のない食事時間をすごさせてもらった。


今度はMarinaを連れてこようと思う。メニューの中から選ぶんじゃなくて、彼女の食べたいものを、食べたい方法で食べてもらえたらなーって。そんな横顔をみながら、一緒にご飯をたべたら楽しいに違いない。

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